外部サービス連携
外部サービス連携は、Model Context Protocol(MCP)を使って外部サービスのツールを AI-Starter のチャットから呼び出す機能です。管理コンソールの 外部サービス 画面で MCP サーバー(Streamable HTTP)と OAuth 認証プロバイダー を登録し、アシスタントに紐付けることで利用できます。MCP サーバーの認証には、OAuth 認証プロバイダーのほか AWS IAM (SigV4) 認証 も利用できます。
全体の流れ
- 管理コンソールの 外部サービス 画面で、OAuth 認証プロバイダーと MCP サーバーを登録する
- アシスタントの Platform Metadata で MCP サーバーを紐付ける
- OAuth 認証が必要な MCP サーバーの場合、利用者が個人設定の 外部サービス連携 からアカウントを連携する(アカウント を参照)
- チャットから外部サービスのツールを呼び出す
外部サービスの登録
管理コンソールのホーム画面から 外部サービス カードを開き、新規追加 から登録します。種別に応じて以下の項目を設定します。
OAuth 認証プロバイダー
ユーザーごとに外部サービスのアカウントを連携する場合に登録します。認可コードフロー(PKCE 対応)でトークンを取得します。
対応している方式
MCP の認可仕様(MCP Authorization)が定めるクライアント登録方式のうち、AI-Starter が対応しているのは事前登録方式(管理者が外部サービス側で発行したクライアント ID・シークレットをあらかじめ登録する方式)のみです。Dynamic Client Registration(DCR)や認可サーバーのメタデータ自動探索には対応していないため、MCP サーバー側が DCR を必須としている場合は接続できません。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ID | サービスを一意に識別する ID(英数字・_・- のみ) |
| 表示名 | 管理画面や利用者画面に表示する名前 |
| クライアント ID | OAuth クライアント ID |
| クライアントシークレット | OAuth クライアントシークレット |
| 認可エンドポイント | 認可リクエストを送る URL |
| トークンエンドポイント | アクセストークンを取得する URL |
| スコープ | 認可時に要求するスコープのリスト(任意) |
MCP サーバー
アシスタントがツールとして利用する MCP サーバーを登録します。Streamable HTTP エンドポイントに対応しています。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ID | サービスを一意に識別する ID(英数字・_・- のみ) |
| 表示名 | 管理画面や利用者画面に表示する名前 |
| サーバー URL | MCP Streamable HTTP エンドポイントの URL |
| 認証プロバイダー ID | 接続時の認証方式。ユーザーの OAuth トークンを使う場合は登録済みの OAuth 認証プロバイダーの ID を、AWS IAM (SigV4) で接続する場合は AWS IAM 認証 を選択(任意) |
| 許可ツール | 利用を許可するツール名のリスト(未指定時は全ツールを許可) |
| 拒否ツール | 利用を拒否するツール名のリスト(許可ツールより優先) |
AWS IAM (SigV4) 認証で AgentCore Gateway に接続
Amazon Bedrock AgentCore Gateway が提供する MCP サーバーには、OAuth を経由せず AWS IAM (SigV4) で接続できます。MCP サーバー登録時に 認証プロバイダー ID で AWS IAM 認証 を選択してください。
アシスタントへの紐付け
MCP サーバーは、アシスタントの Platform Metadata で MCP サーバー として紐付けます。現在は BedrockClaude タイプのアシスタントで利用できます。
- 管理画面で対象アシスタントの編集画面を開く
- Platform Metadata の種別を BedrockClaude に設定する
- MCP サーバー セクションで項目を追加する
- MCP サーバー ID に、外部サービス画面で登録した MCP サーバーの ID を指定する
- 必要に応じて ツール名接頭語 / 許可ツール / 拒否ツール をアシスタント単位で設定する
設定項目の詳細は Platform Metadata - BedrockClaude を参照してください。
ツールの許可・拒否
ツールの公開範囲は、MCP サーバー登録時とアシスタント設定の両方で制限できます。
- 拒否ツール は 許可ツール より優先されます
- 許可ツール を指定した場合、リストに含まれるツールのみが利用可能です
- 外部サービス側とアシスタント側の設定は、双方を満たすツールだけが利用されます