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AI-Starter 3.1.8 ​

最終更新日: 2026年10月22日

AI-Starter 3.1.8 をリリースしました。Claude を Anthropic Messages API 経由で呼び出すプラットフォームメタデータ「AnthropicMessages」を追加しました。また、Code Interpreter(Bedrock AgentCore)でのファイルの受け渡しを改善し、セットアップも簡単になりました。あわせて、廃止予定としていた会話のスタイル(Temperature)の設定を廃止しています。

新機能 ​

Anthropic Messages API による Claude の呼び出しに対応 ​

プラットフォームメタデータに AnthropicMessages を追加しました。Amazon Bedrock 上の Claude を、Converse API ではなく Anthropic Messages API で呼び出せます。呼び出しには bedrock-runtime エンドポイントの InvokeModel を使用します。最大トークンと思考量レベルを設定できます。Adaptive Thinking は常に有効で、思考の要約を表示します。

標準アシスタントとして「Claude Haiku 5.5 (Messages API)」(jp.anthropic.claude-haiku-5-5)を追加しました。初期状態では無効になっているため、利用する場合は管理画面で有効にしてください。

AnthropicMessages には以下の制限があります。

  • ツール実行: 非対応(BedrockClaude のツール群や MCP サーバーを含む)。ツールを使う場合は BedrockClaude を利用
  • 添付ファイル: 画像・PDF・テキストファイルのみ対応。スプレッドシート(XLSX)や DOCX などは非対応
  • 対象モデル: Adaptive Thinking に対応したモデル(Claude Opus 4.6 / Sonnet 4.6 以降)

対応モデルの一覧については モデル をご覧ください。

改善 ​

Code Interpreter のファイルの受け渡しを改善 ​

Code Interpreter(Bedrock AgentCore)で添付ファイルを扱う仕組みを見直しました。

  • 添付ファイルをサンドボックスへ直接コピー: AI-Starter のサーバーが添付ファイルをサンドボックス内の inputs/ フォルダへ直接書き込む方式に変更。AI が S3 を経由せずにファイルを読み込めるため、処理が安定
  • 生成ファイルの引き継ぎ: 同じチャットで以前に生成したファイルを、新しいセッションの outputs/ フォルダに復元
  • 期限切れセッションの検知: 保存済みのセッションが期限切れの場合、新しいセッションを自動で開始
  • 大きなファイルの扱い: AgentCore の通信量の上限に収まるようファイルの受け渡しを調整。サイズが大きすぎるファイルは受け渡しの対象外

Code Interpreter のセッションは 15 分でタイムアウトします。これまでは新しいセッションに切り替わると、以前に生成したファイルを参照できませんでした。本バージョンからは、時間を空けても生成済みのファイルを使って続きの作業を依頼できます。

Code Interpreter のセットアップを簡素化 ​

上記の改善により、AgentCore Code Interpreter リソースに S3 アクセス用の IAM ロール(実行ロール)を付与する必要がなくなりました。これから Code Interpreter を導入する場合は、IAM ロールを事前に作成する手順が不要です。手順は AgentCore Code Interpreter をご覧ください。

すでに実行ロールを付与して利用している環境は、設定を変更しなくてもそのまま動作します。

長いプロンプトテンプレートを編集しやすく改善 ​

プロンプトテンプレートの編集画面で、内容が長いと保存ボタンが画面外に出てしまう問題を修正しました。入力欄の高さに上限を設け、長い内容は入力欄の中でスクロールして編集できます。

セキュリティの強化 ​

依存パッケージを更新し、セキュリティを強化しました。

変更・廃止 ​

会話のスタイル(Temperature)の設定を廃止 ​

廃止予定としていた会話のスタイル(Temperature)の設定を本バージョンで廃止しました。多くの最新モデルでは temperature を変更できないためです。今後は、各モデルの既定値で回答を生成します。

  • チャット画面: チャット開始前の「会話のスタイル」の選択を削除
  • 管理画面: アシスタント設定の「会話のスタイル(temperature)」と、Grounding(Bedrock ナレッジベース)の「検索クエリ生成温度」を削除

既存のアシスタントやチャット履歴に保存されている temperature の値は使用されなくなります。回答の傾向を調整したい場合は、システムプロンプトで回答のスタイルを指示してください。詳しくは チャット をご覧ください。

おわりに ​

最後までお読みいただきありがとうございます。AI-Starter は皆さまのフィードバックをもとに改善を続けています。お気づきの点やご要望がありましたら、ぜひお聞かせください。今後のアップデートもどうぞご期待ください。